1982年生まれ。7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。
2003年、第72回日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。2007年度青山音楽賞新人賞受賞。ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、シベリウスアカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学し卒業。
2009年12月、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。
2011年3月から京都コンサートホールを皮切りに札幌コンサートホールkitara、名古屋宗次ホール、兵庫県立芸術文化センター、東京サントリーホールでリサイタル・ツアーを実施。
毎年夏にはサイトウ・キネン・オーケストラやアルカス佐世保のレジデンス・カルテットの一員として活動するほか、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」や「及川浩治トリオBee」「堀米ゆず子室内楽シリーズ」へも参加するなど実力派として注目を集め、2015年6月からは日本フィルハーモニー交響楽団「ソロ・チェロ奏者」に就任するなど、今後の活躍が期待されている。
メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。使用楽器は、NPO法人イエロー・エンジェルより1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを貸与されている。
コレギウム・ムジクム静岡とは、ヴァイオリニストの長尾春花さんと一緒に2016年にブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲で共演している。
@ Collegium Musicum Shizuoka コレギウム・ムジクム静岡